桃月のオタク覚え書き

桃月(ユイ)のオタクカツドウ!を振り返ったり思い出したりするアレ

宝塚BOYSの思い出話

マシュマロで宝塚BOYSの感想をブログにいかがでしょうか、といただいたので書いてみます! マシュマロ、ありがとうございました!記事を書くのが遅くなりすみませんでした!

宝塚BOYSといえば2018年の夏に公演された舞台です。その中で私が観に行ったのは久留米公演でした。

実はちゃんと自分の足でお芝居を観に行く、ということ自体がこの宝塚BOYSが初だったのでそう言う意味でも思い出深いものになりました。

 

あらすじは公式サイトより引用。

 昭和20年秋・・・第二次世界大戦が終わったばかりの激動の時代。
幼い頃から宝塚の舞台に憧れていた若者・上原金蔵。彼は一枚の召集令状で青春を失い、
今度は自らの書いた一枚の手紙で、人生を変えようとしていた。
手紙の宛先は宝塚歌劇団創始者小林一三。内容は宝塚歌劇団への男性登用を訴えるものだった。
折よく小林一三も、いずれは男子も含めた本格的な“国民劇”を、と考えていたのだ。
そうして集まったメンバーは、上原をはじめ、電気屋の竹内重雄、宝塚のオーケストラメンバーだった太田川剛、旅芸人の息子・長谷川好弥、
闇市の愚連隊だった山田浩二、現役のダンサー・星野丈治、と個性豊かな面々だった。
宝塚歌劇男子部第一期生として集められた彼らではあるが、劇団内、観客などの大半が男子部に反対。
前途多難が予想される彼らの担当者として歌劇団から、池田和也が派遣されていた。
池田は彼らに厳しく言い放つ。
「”清く正しく美しく”の歌劇団内では生徒といっさい口をきいてはならない。」
「訓練期間は2年。その間、実力を認められるものは2年を待たずに仕事を与える。」

男子部のメンバーはいつか大劇場の舞台に立てることを信じ、声楽・バレエ・・・と慣れないレッスン明け暮れる日々が始まった。
報われぬ稽古の日々が一年近く続く中、やっと与えられた役は・・・馬の足・・・。そして男子部の存在を否定するかのような事件が起こり、彼らの心中は激しく揺れ動く。
そんな中、新人・竹田幹夫が入って来る。
月日は流れて行く。やり切れない想いをかかえながらも、相変わらず日々のレッスンに励む男子部の面々。しかし、彼らの出番は相変わらずの馬の足と陰コーラス。
プログラムに名前すら載らない。それどころか、男子部反対の声はますます高まり、孤立無援の状況。
そんな彼らをいつも温かく見守ってくれるのは、寮でまかないの世話をしてくれる君原佳枝だけだ。

そんなある日、彼らの元に宝塚男女合同公演の計画が持ち上がった。
喜びにわく彼らだったが・・・・・・。

 観に行った目的は比較的近い場所で観に行けるということと、推しである同級生コンビが出演することというのもあったのですが、内容としても『宝塚に男子部ってあったんだ』と興味があったので観に行っていました。

初めての舞台、いただいた席がステージがよく見える場所だったので演者さんの表情の変化だったり動きもよく見えたのですが、とにかく生の舞台ってすごいな…と圧巻されました。元々舞台を見る機会自体が少ない人間だったので、今まで見たのもDVDとかで見た劇プレの舞台とかオバリぐらいだったから余計に迫力に驚いていました。すごく頭悪い感想なんですけど、声量がすごいですね…特に主演の永田崇人くんすげえ…ってなりました。というか上原がけなげで可愛いんですよね…わかる…

登場人物でいえば推しが演じているのもあって竹内に目がいきがちでしたね…穏やかな彼が池田さんに掴みかかった時は彼の中の感情が乱されてぐちゃぐちゃになって、っていうのが伝わって…ウッ…。あと星野かっこよすぎてちょっとよくわかんなかったです(下手な感想)中塚さんマジでスタイルよすぎだし身体柔らかすぎだしプロやん(※プロです)ってなりました。でも太田川の話したらマジで泣いちゃいますよ。若干「太田川」って打っただけで涙腺緩んでますよ。彼の人生の中で男子部に関わった時間ってどうだったんだろうな…っていろいろ考えてしまいますね。

中身も本当に個性的な男子部の面々が思い思いに失われた青春を取り戻そうとしているところとか、結果の見えない努力をひたむきに続けているところとかが胸を打たれたというか…これは言ったら怒られそうなヤツなんですけど、すごくドリフェス!に重ねて見てしまっていた自分がいたんですよね。当時がもう武道館ファイナルが発表されていたこともあって、なんかDDたちもこんな風な思いしてたのかな…とか少し考えてしまって余計に感情移入してしまいました。だからこそ最後のレビューのシーン、すごく楽しそうに歌って踊っている彼らを見て心を抉られたような気がしました。綺麗で楽しいと思う反面、彼らが失ったものはとても大きくて、それでも前に進んでいくんだな…と。

あと久留米公演の時に崇人くんのお誕生日をお祝いできたのは楽しかったなー。というかああいう場面に初めての感激で立ち会えたのは幸運なことだったなとしみじみと思っています。

そんなわけで晴れて観劇デビューしたので今後もちょいちょい観に行きたいな…いつか劇プレの舞台は生で見たいと思っています。タイミングさえ合えば……!

 

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