桃月のオタク覚え書き

桃月(ユイ)のオタクカツドウ!を振り返ったり思い出したりするアレ

“Tank-top Flower for Friends” ONE-MAN HALL TOUR2023大阪に参加した話

こんにちは、桃月です。

今回はタイトルにあるようにヤバイTシャツ屋さんが現在開催中のワンマンホールツアーの、3月9日に行われた大阪・オリックス劇場での公演に参加したのでその時の話を書こうと思います。

とりあえずセトリを見ながら記憶があやふやになっているのを思い出しながらだらだらと書いていこうかなと思います。

大阪ツアーのセトリは下記の通りです。

 

それでは追記に書いてます。

 

 

 

  • 声出し解禁にあたって思ったこと

今回のツアーから声出しが解禁になっている会場もあって、大阪も声出しOKだったらいいなあと思っていたら声出し・合唱OKという表記を見てやった!と喜んだものです。

ライブは武道館以来で、私ががっつりヤバTのライブに参加し始めたのって大阪に引っ越してから=コロナ禍って感じだったのでヤバTのライブも基本的に座席指定で発声禁止になっていました。

私の話になっちゃうのですが、ライブというものにはドリフェス!から行くようになり、現場でペンライトを振ったり、大きな声でコーレスをしたり、そしてステージに立つキャストたちに「ありがとう!」と言えるのがすごく好きでした。ライブ会場というステージに立つ演者さんたちと同じ空間で、自分たちの声を直接届けられる場所ってすごく素敵だったと思うんです。けれど、この状況下でそもそもステージができない、やっとできたけど制限がたくさんある、というのは窮屈なものでした。特にヤバTに関してはライブハウスで大きな声を出し合ってもみくちゃになるのが醍醐味!みたいな場所でずっとライブをしていたし、私もコロナ前のヤバTのライブには後方ナントカ面をして(※ライブハウスに慣れてないので後ろ側にいただけ)真ん中らへんでモッシュしたり回ってたり、っていうのを見かけて楽しいなあ~と思っていました。

以前の武道館公演の記事でコロナ禍の制限がある中でヤバTはいかにライブを楽しくさせるか、面白くさせるか、そしてそのヤバTを見に来た顧客もライブを楽しむか、面白いものにするか、というのを作り合ってきたと感じた話はしました。あえてコーレス前提の曲をやってガン無視させたり、「心の中で歌ってね!」なんて言うのも何度も聞いてきましたし、それが当然であると感じつつありました。

そんな中でとうとう解禁されたヤバTの声出しOK公演。私が最後にヤバTの声出しOKで参加したのはスペインのひみつツアー福岡で、三年半ぶりになるというのにびっくりしました。というか当時の記事のふわっとしてる感が今となっては面白いですね。

ってなことを考えながら、私はしっかりマスクをつけてオリックス劇場に向かっていたのでした。

 

一曲ずつ語るわけではないのですが、とりあえず大阪の一曲目が無線LANだったことについては語らせてください。

初っ端から無線LANかー!と思ったのですが、ここで最初から声が出せることに衝撃を受けました。だって、ずっとライブで言えなかった「家 帰りたい Wi-Fi あるし」って大声で出せるんです。この字面だと誤解を招きそうですが。

最初から「飛べー!!」と煽るこやまさんに答えるように顧客が一斉に飛ぶ姿を、私は二階の後方から見ていたのですが圧巻でした。

ちょっと座席の話をしちゃうんですが、ここ数年のヤバTのライブに関しては私はかなり座席運が良かったと思います。そもそも最速先行でチケットをご用意していただける時点でかなり運が良いのですが、それに加えて整理券番号が二桁だとか座席も高確率で1階席の前側とかそういうことが多かったんです。で、今回はもしかしたらヤバTのライブで初めての二階席、しかも最後列っていう場所で正直あんまり期待はしていませんでした。

でも実際会場の席についてみて、踊る顧客たちの姿を見れたのはすごく良かったなって感じました。なんていうか言い方変ですが「顧客、みんな生きてる」って感じられて飛んでる顧客を見てちょっと感動しちゃったんですよね。

そしてこの無線LAN、途中で「無線LAN 有線LANよばり便利」って顧客に合唱を促す部分があるんです。今までのライブでは静まり返ってみんなで手を振ってたのに、演奏が小さくなると顧客たちが一斉に「無線LAN 有線LANよりばり便利」って歌うんです。歌いながら、顧客の声が聞こえてきたことに感情が高まってちょっと自分の声が震えてしまいました。なんか、ここまでちゃんと生きてきて元気にライブ会場に集まって、みんなで歌えてよかったな、って改めて感じました。

 

  • 大阪ならでは(?)の渋めのセトリ

大阪と言えばヤバTの三人にとっては地元のようなもので、地元ノリでやってくぜ~な感じが良かったです。曰く、大阪は声出しに躊躇いがなかったとのことですがそりゃ初手から無線LANで歌わされちまったからな…ヘヘ…ってなってました(?)

で、MCは相変わらずゆるめな感じで、○○(苗字)と言えば××(下の名前)みたいな感じで何故か落合監督の話になり、落合監督ってどこの球団だっけ…?中日…?みたいなやきう知識がふんわりしている三人の姿が微笑ましかったです。それに関して観客が誰一人指摘することなく見ていることに対して「おい!」みたいになったり、最終「オリックス劇場で中日の話をすな」といいつつ「ヤバイTシャツ屋さん失礼でやらせてもらっております~!」って煽られました。で、「今回は大阪なんでちょっと渋めなセトリにしました!」と言われて出てきたのが『2月29日』(※公演日が3月9日で、レミオロメンの『3月9日』のアンサーソングとして作ったのでちょっとレアな曲)だったり、『小ボケにマジレスするボーイ&ガール』とか久しぶりの曲も聞けて新鮮な気持ちになりました。特に『小ボケ~』は最近各所で話題になってほしいと思っている『インターネットだいすきマン』と共にインターネットネイティブ世代には是非聞いてもらいたい楽曲だったのでちょっと嬉しかったですね。心の底から「黙っとれ!待っとれ!」って叫んでました(笑)

 

  • 合唱曲『hurray』

そんな『小ボケ~』の後にみんなで歌ってね!と流れたのは『hurray』。

ステージの映像演出がいつもより歌詞が見やすくなっていたのはみんなで歌うことが前提だからなんだろうなって感じて、改めて歌詞をみて素敵な歌だなって思いました。

そして合唱ということもあって、会場からいろんな音域で歌っているのが聞こえてすごく楽しかったです。そしてこの辺でちょっと泣いた。マジでみんなの「フレー!」の声が大きくて、いろんな声が聞こえてきて、声を出せるライブって本当にすごいんだなって改めて感じました。歌詞の応援フレーズも相まって感情が揺さぶられました。

 

  • 出たぞ!みんなの『インターネットだいすきマン』!

久しぶりに『ハッピーウエディング前ソング』で「キッス!キッス!からの入籍!入籍!」が出来てブチ上がったところでステージは暗転。そしてスタッフさんがそそくさと何かを準備して、こやまさんとぼぼちゃんが楽器を置いたところでステージに照明が灯りました。ステージの置かれたのは、キーボード。もりもりも前に呼ばれ、「ヤバイTシャツ屋さん10年の集大成ソング」こと『インターネットだいすきマン』が披露されました。

まあアルバムの感想記事でも言いましたが、やっぱり最高すぎでした。ライブではこやまさんがキーボードを弾き、ありぼぼちゃんがメインで歌い、真ん中でもりもりがコーラスとダンスをするという構成なのですが、もりもりのダンスのステップがライブ映像で見たの以上に豊富で笑ってしまいました。左右、前後、謎にクロス…あれ何だったんだろう…?

みんなで\インターネットだいすき!/と言えたのがマジで最高。もうこれをするためだけにヤバTのライブ行きたいまである。

そしてその後の『俺の友達が俺の友達と俺抜きで遊ぶ』、マジで曲がかっこよすぎて笑いながら聞いてました。ついでに言うと背後のスクリーンに出る歌詞もやけにスタイリッシュな表示で曲のかっこよさと歌詞のアレさのギャップで笑い散らしてました。

 

ライブ後半戦、何故か曲終わりにもりもとコールが発生してヤバTの三人も困惑するという関西ノリ(?)が発生していたのが面白かったです。一人もりもり強火の顧客がおったのマジでおもろい。

そしてMCで大阪に帰って来たな~みたいな話になり、ありぼぼちゃんが「最近あのCM(関西ローカル)見んなぁ」って言うのに対してこやまさんが「今東京住んどんねん」と的確にツッコミするのが微笑ましかったです。そこからいろいろなローカルCMの話になり、一番客席が盛り上がったのが『オウミ住宅』のCM。

youtu.be

私は大阪来てからあまりテレビを見なくなったのですが、このCMはやけに中毒性が高いのか何となく覚えていました。が、関西人のオウミ住宅CMのコーレスの完成度すごすぎてマジでびっくりしました。\ゴヨウはオウミニ/\建てて!/

そんなローカルネタで一笑い起こしたところで、次の曲に入ります。みんなも歌ってね!とイントロと同時に歌いだすのですが、こやまさんとぼぼちゃんが「ちょっと待って」と曲を止めます。

「え、さっきより声ちいさない?」とキレ気味の二人に会場爆笑。「オウミ住宅より声出とらんやん!」とご立腹するぼぼちゃん面白すぎて笑いました。こやまさんもキレ気味に「知らん曲とかでもちゃんと声出せるやろ?」というのがあんまりにも理不尽でゲラゲラ笑うしかなかった。そんなオウミ住宅の後に披露されたのが5thアルバムのぼぼちゃん曲『もし僕が石油王やったら』。途中こやまさんがオウミ住宅のダンス踊ってたのめちゃ面白かったしめちゃ可愛かったです。

その後に『dabscription』だったのですが、地味にBuyer Clientじゃないダブスク初めてだったのでちょっと新鮮でした。でも真ん中のもりもりはちゃんとあの絶妙なダンス踊ってくれてたの可愛かったなあ。

 

  • 推し曲で全力で声が出せるということ

ライブも終盤、というところで出たのが『ヤバみ』(※リンク先はライブ映像なのでぜひ見て欲しい)でした。

私はちょいちょいヤバTの曲の中で好きだと言って挙げているのが『泡 Our Music』なのですが、『泡 Our Music』が出るまで一番だったのはこの『ヤバみ』という曲でした。

曲を聞いていただけたらわかると思うのですがゴリッゴリにロックチューンで鋭くてかっこよくて、歌詞はちょっとふざけている雰囲気ではあるのですがすごく尖っていて、ヤバTをまだちゃんと知る前に好きになった楽曲だったのでライブで流れると、声出しOKな頃は全身全霊で叫んで手を叩いて暴れていました。コロナ禍で声が出せなくなっても、『ヤバみ』の時には強く手を振り上げて叫べない分の力を込めていました。

そして、声出しが解禁されて初めての『ヤバみ』。三年半分のオイオイを全力でやって、コロナ禍で鍛え上げられた手拍子を叩きつけて、本当に楽しかった。ずっとこの時を待っていたんだ!と気持ちを高ぶらせながら『ヤバみ』で暴れました。

そこからのラストスパートは、コロナ禍で生まれた楽曲『Give me the Tank-top』『ちらばれ!サマーピーポー』『NO MONEY DANCE』(※三曲ともライブリンク先ライブ映像だから見てみてね)をぶちかますヤバT。もろにコーレスとか声出しとかができない中で出来た楽曲が、ようやく声出しで騒げるなんて最高じゃないですか。ちらピの「なone なtwo 調子乗ん夏」とか「愛 愛 愛 愛 愛 愛  夏 夏 夏  家」とか、ノーマネーの\税金ばり高い/\イエーイ✌/ができるなんて最高に決まってるじゃないですか。ずっとずっと、この時を待っていたんですからね。

アンコールで久しぶりに\ヤバイT/\シャツ屋さん/をしたところで登場した三人。

大阪の顧客の元気の良さに喜びつつ、「大阪はいち早くこういったライブを開催させる方向で頑張ってきてくれた。大阪のロックシーンを皆が守ってくれてありがとう」と語ってくれたこやまさん。そんな大阪を思って歌ったのが『職務質問~1日に2回も~』だったのはめちゃくちゃ笑いました。大阪(芸大周辺)すぎてマジでおもろい。続けての『ざつにどうぶつしょうかい』は大阪おいしい!とアレンジバージョンで披露。『ざつにどうぶつしょうかい』もみんなで歌う「ヒト どうぶつの仲間」と歌うフレーズもあって良かったですね…。ラストはみんなで盛り上がろう!と『かわE』(こちらもリンク先ライブ映像です!みてね!)でみんなで「やんけ!」コール!最後まで声出しを全力でさせてくれる最高のライブでした!

 

そんなわけで約3年半ぶりの声出し解禁ライブに参加してきたわけですが、MCの中でこやまさんは「今のヤバTは最強」と言っていたのですが、その通りだなと感じさせられました。

最初のところでも語りましたが、いろいろな制限がある中で楽しみ方を作り出したヤバTと顧客が、従来のライブを取り戻したらそりゃ爆発力がすごいわけですよ。

個人的には拍手・手拍子の音すげぇ!って感じて、それに加えて声もあるんだから迫力が半端ない。今回座席が最後列だったから後ろからの音が聞こえなかったのですが、きっと真ん中にいたらいろんな音が混じって楽しかったんだろうなあと感じました。

それと今まで聞こえなかった顧客の声が聞こえるって、こんなにすごいことなんだなって思いました。私はもみくちゃで盛り上がっているライブを見るのが好きだし、コーレスでいろんな人の声が聞こえるのも好きなので、改めて観客の声があるライブって楽しいんだな…と改めて感じさせられました。しかもまだツアー半分でしょ?これからゴリゴリにライブやってつよつよになるじゃん…ヤバ……

これだけの爆発力があって、かつメディア露出も解禁したヤバイTシャツ屋さん、きっと今年の紅白歌合戦には出場しちゃうんだろうな~~~~!!!ヤバイTシャツ屋さん紅白内定おめでとうございます!(素振り)

 

ただ個人的な反省?と言いますか、変化といいますか、やっぱり声出ねぇ~~~~ってなりましたね……マスクつけていたからというのもあるけど、自分の声ちっちぇ~~~~~ってなりました。自分で言うのもなんですが、現場では割と通る声してた自覚があったので、久しぶりの声出しで声が出てない感がめっちゃあって悔しかったです(?)

でも地味に続けていたFit Boxing2のおかげで翌日は筋肉痛知らずでいられました。ちょっとサボってたけど、初手の無線LANで飛び跳ねても、途中の癒着で手を叩きまくってもそこまで疲れなかったから一応鍛えられてるんだな…と安心しました(笑)

 

そんなわけで今回はだらだらとライブの感想を語りました!やっぱり声出しライブ最高~!!ここから徐々に前のライブシーンが戻って来たらいいな~~と改めて思いました!!みんな健康でいような!!

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odaibako.net

それではまた次の記事でお会いしましょう!