桃月のオタク覚え書き

桃月(ユイ)のオタクカツドウ!を振り返ったり思い出したりするアレ

最近見たものもろもろ感想まとめ そのなな

なんだか連日ブログを更新している気がする、桃月です。

このタイトルを使うのは随分久しぶりになりましたが、タイトル通り最近見たものの感想をだらっとゆるっと書こうかなと思います。

そしてめちゃくちゃ今さらですが、このブログにカテゴリという概念が出来ました。今までどうして作ってなかったんでしょうね…まあ自分が記事見返すときに使うのが主なのですが、少しだけ過去の記事も見やすくなっているかと思います。そしてカテゴリに輝く『ヤバTの話』よ…このブログ、ドリフェス!がきっかけで始めたはずなのに今ではヤバTの話が結構な割合を占めているのがじわじわと面白いですね(他人事)

 

それでは以下だらっと感想を追記で書いてます。

 

 

  • カリスマdeステージ

charisma-de-stage.com

3月30日~4月9日まで公演されていた『カリスマ』の舞台版、ありがたいことに配信があったので初日と千秋楽公演を見ました。

このカリスマ舞台版、実は私がしれっと参加していたカリスマの円盤発売記念イベントで発表されたものだったのですが、発表されたのが2月の初めで公演開始が3月30日って聞いて「早くない?!」とビビったものです。舞台に詳しいフォロワーに聞いたら「それは早い方ですね」って言われたのでやっぱり早いんだ…とびっくりしたのが印象的でした。その時にキービジュアルも公開されていてクオリティすげー!!と思ってはいたのですが、いかんせんカリスマというコンテンツはとにかく説明しがたい独特なコンテンツであると思っていたので、それを舞台でどのように表現するんだろうか…と思っていました。

実際公演を見ましたがビジュアルもですが内容もキャストさんの演技もクオリティがすごい!

個人的に私が2.5次元系舞台をあまり見てこなかったもので(見たことあるのは友人から見せてもらったハイステとフォロワーさんから見せてもらったワーステぐらい)、2.5次元の舞台ってすげー!!自分が知ってるコンテンツの2.5次元ってすげー!!と感動したものです。

細かいところを語るとめっちゃ長くなっちゃうので軽くにするのですが、カリスマたちのカリスマの吹っ切れ方を表現しているのが本当にすごかった。特に天堂天彦がマジで天堂天彦だった。ステージ上に堂々と置かれているポールがちゃんとポールダンスで使われていたのがすごかった。

まじで田中涼星さんが天彦さん過ぎてやばかった。声に関しても舞台公演前に行われたアニメジャパンでキャストのみなさんからのメッセージ映像が公開されたときに会場が若干ざわつく程度に天彦さんでしたね…。とにかくSEXYだったしあれこそまさにワールド・セクシー・アンバサダー、世界セクシー大使 天堂天彦でしかなかった。

あとはマジで体系がそのままじゃん!な本橋依央利とか、あらゆるキャラとの身長差が最高でしかなかった猿ちゃんとか、声も挙動も完璧に自罰のカリスマだった大瀬くんとか、佇まいが貫禄もあるけど顔が美しい伊藤ふみやとか、マジで”美”だったテラくんとか…そして私の推しである理解お兄さんがとにかく元気に動き回っていたりとか、今までボイスドラマで正方形の中に描かれていたカリスマたちが実際に動いたらこうなるよね~~~~!という納得感のある舞台でした。

やっぱり一番好きなのは天彦さん回のお風呂のシーンですね…あの『自主規制』の表現あまりにも天才すぎて笑ってしまった。あとはダンスの時にすごく一生懸命に動く理解お兄さんが可愛くてよかったです。

そういえば今まで凡人が認知していたカリスマのダンスって立方体フェイスのカクカクポリゴンだけ(エキスポでキャストさんが踊ってはいたけど)だったのですが、今回の舞台で初めてちゃんと踊るカリスマたちを見てなんか感動してしまいました。そっか、カリスマが踊ったらこんな感じなんだ…って思ったけど、変な歌で変な踊りしてる変なカリスマを見て笑ってました。舞台楽曲も面白くて最高にカリスマでした。

あと曲で言えば殺人事件の時の次回予告BGMが絶妙にアウトなラインを踏んでいたのにばかほど笑いました。カリスマってこういうコンテンツだー!!!!とはちゃめちゃに元気になっちゃいました。舞台グッズや円盤も買うぞ……!そしてカリブレ回も見たいから支援がんばるゾイ!

 

touken-the-movie.jp

 

すっかりサボり散らしている審神者でしたが、ちょっと話題になっていたので見てきました。

ちなみに私のお目当ては予告で公開されていた『博多-東京間の夜行バスにギャルと一緒に乗る長谷部』でした。もうこの字面で面白いのずる過ぎる。

前作『継承』も配信で見ていたのですが、そちらは史実をベースにしていたところから歴史物色が強めだったと感じていたのですが、今回はどちらかと言えばSFっぽいというか現代ファンタジーっぽさもあって私は個人的にかなり好きでした。

これはガチで好きな要素だったのが『兄弟』というものでして…弟のことを思い続けるイブキくんが弟のために、ってしていたことが実は弟のためじゃないって言うのが最高に好きな展開でした…そこでイブキくんのこらえていたものが溢れてしまうのがまた辛くて苦しくて最高だった……

前作でもそうでしたがやっぱりアクションシーンがかっこいい~!私は藤四郎兄弟(主に薬研)が好きな人間なので、やっぱりいち兄のアクションシーンに目が行ってましたね…騎士道を感じさせる佇まいでありながら日本刀でのアクションっていう組み合わせが最高~!めっちゃいち兄じゃーん!とテンションブチ上がりでした。

そしてお目当ての長谷部とギャルこと実弦さん……あまりにも良すぎじゃなかったですか?実弦さんに振り回されつつも(仮の)主として守ろうとする堅物長谷部って組み合わせ、好きすぎ?!そして最後に実弦さんが改めて名乗った後の長谷部のハッとした表情と笑いかける実弦さん……好きだ……。

あと地味に政府関係者の各務さんと長義くんの組み合わせも好きでした。これもやっぱり最後に感謝を伝える長義くんに深く頭を下げる各務さん良くなかったですか……長義くん、2012年いる時にしれっと各務さんのお仕事とか手伝ってそう…っていうか長義くん顔良すぎ?!(今更)

メインの琴音ちゃんと三日月コンビもですねえ、正直言うとめちゃくちゃ好きでしたよ。あの、私は霊感のある中高生と人外(幽霊)という組み合わせが死ぬほど好きな人間なので今回の映画の情報見た時にかなりテンション上がってしまっていたんですよ。最高ですね。しれっと抹茶ラテ飲んでる三日月おじいちゃん可愛いねえ…。あと琴音ちゃんが通ってた学校がアイカツプラネット!の学校と一緒だったから一人でテンションおかしくなっていました。あと瑞季さんもいらっしゃったしアイカツプラネット!じゃん(?)

で、で、ラストの戦闘ね!あのですねえ…自陣復活からの味方大集合っていう展開が大好きなんですよ……私の中ではあのオレンジがバチバチ光るリングが見えましたよ(?)(実際スタッフさんの中にアベンジャーズ関わっていた方もいるからあながち間違いじゃない)(???)

大集合からの一斉バトル、それぞれのアクションシーンの違いが見えるのがまた良いですよね~!私は博多が出てきたところにバチバチにテンションが上がったのと、倶利伽羅江くんが出たのにウオオオ!ってなりました。そしてそこで見ていた民衆の人たちもいつか審神者になりうるかもしれない人たち=のちの刀剣乱舞プレイヤー、みたいな構図になっているのがすごく良いな…と思いました。

 

www.shin-kamen-rider.jp

最初に言うのもアレだし、言い方もちょっと否定的っぽく聞こえるかもしれないのですが、庵野監督の前作である『シン・ウルトラマン』がちょっとだけトラウマになっていたんですよね。と、いうのも作品自体は面白かったなあって思えるものだったのですが、「じゃあ何が面白いのか」って言うのがわからなくて、でも周囲の人たちは楽しそうに感想を交わしているのを見ていたら「あ、これ感想言えない自分が悪いって作品に言われてるんだ」みたいな感情を抱いてしまって感想が書けず、ずっとモヤモヤした感情を抱いていたんです。そういう経験もあって、気になっていたもののなかなか観に行くまでのアクションが取れずにいた作品でした。

で、実際に見たらすごく面白かったです。ここで『シン・ウルトラマン』を観た後で抱えていたモヤモヤが「原作を知っているかどうかで面白いと感じるポイントの違いがあるんだ」ってようやく理解できました。

私自身初代仮面ライダーは全然見たことがない人間なのですが、一時平成ライダーを追いかけていた身としては仮面ライダーというものには親しみがありました。そう言うのもあって、仮面ライダーのアクションとか見ていたら「わかるー!」とか「それ好きー!」って言うのがたくさん出てきて楽しかったんだなと思います。

内容に関してですが、本郷くんの優しさがすごく純粋な分胸を締め付けられるような痛々しいもので戦いの後に血に濡れた手を見るシーンだとか、血が付いた足がアップになるシーンだとか、そういうので彼の心が苦しまされているんだなと感じました。なんていうか、シンカメは仮面ライダーの中にある「人間」の描写が重々しくてすごく良かった。あと仮面ライダーの設定ってしれっと「パンチ何t」とかあるんですけど、それを実際に表現したらっていうのが再現されてて良かった…バトルとか戦闘とかじゃなくて、シンプルな暴力って表現だったのがまた本郷の心を締め付けさせるんだなと感じさせられました。

そして仮面ライダー第2号こと一文字隼人。あまりにも好き。最初は洗脳された状態で登場して本郷たちの前に立ちふさがり、己のため・強さを示すためだけに戦っていたのが洗脳を解かれて涙するシーンがもう苦しくて苦しくて…きっと一文字も辛いこと悲しいこと苦しいことをたくさん抱えて生きてきたんだなって言うのが伝わりました。その後「人と群れるのは嫌い」と言っていたのに「好きになってみる」って言って本郷と行動するのかっこよすぎるでしょ…そしてあの重々しい空気を砕いてくれる軽々しい言い回しとかすごく好きでした。最高。

敵もすごく魅力的でしたよね…初手から出たクモオーグさんの嫌な敵~!感も最高だし、サソリオーグ様の大暴れっぷりもたまらないし、ヒロミことハチオーグもまた可愛らしさと妖艶さを併せ持った強さを感じさせる造形なのが良い…あと日本刀持ち出されたときは直前に刀剣乱舞見たせいでちょっとソワッ・・・としたし、奴隷のシステム話している時は頭の中で「滅私!貢献!奉仕!!」ってどこかの自発的な奴隷が騒いでいました(???)

それとK.Kオーグもさぁ…いいよね…本郷奏多くんのああいう役本当にハマってて好きです。そして登場するチョウオーグ、仮面ライダー第0号!!造形良すぎ!!かっこよすぎ!!!!!森山未來くんのあのミステリアスな雰囲気と合いすぎて良すぎでした。そこからルリ子との兄妹の対話とか、先ほども言いましたが私は『兄弟』という概念にマジで弱いので泣かされました。

個人的に一番沸き立ったのは一郎兄さんに「ルリ子と寝たのか?」って聞かれて「ボクたちの関係は恋愛じゃない、信頼だ」って答えた本郷のシーンですね。私は恋愛じゃない男女のコンビがすごくすごくすごく好きなので、ここではっきりと答えてくれたのがめっちゃ嬉しかったです。もう本郷が言った通りではあるのですが、本郷とルリ子には恋愛じゃない強い信頼があるって言うのが最高&最高なんですよ。

で、ラストで散ってしまった本郷の意思を継いで群れるのが嫌いだった一文字が政府の関係者と関わって新たな仮面ライダーになるっていうの本当にアツくて最高……本郷の声を聞きながらバイクを走らせて終わるのが美しすぎて最高でした。

ちなみに「二人でひとつさ」って言うのに対して私は風都の風を感じてしまいましたね…そう考えるとWが初代とかをかなりリスペクトシテたんだな…と改めて感じました。

とんでもなく個人的な話ですが、ラストのバイクシーンもろに地元(角島)だったので何か変にテンションが上がってました。クレジットに『下関市』って書いてるのみて「ありがとう下関~!」って心で叫んでました(?????)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ここ最近立て続けで映画見れてちょっと潤っている気がしています。なかなか映画見るタイミングがなかったので映画館でも配信でもぼちぼち見れたらいいなあ…と思っております。

またブログの感想やらブログのお題やらありましたらおてがみばこに気軽に投げていただけると嬉しいです!

odaibako.net

それでは次の記事でお会いしましょう!