桃月のオタク覚え書き

桃月(ユイ)のオタクカツドウ!を振り返ったり思い出したりするアレ

出した本のあとがき的なもの:スノーダスト・ラヴァーズ

先日はCatch Your Yell!!!!!Rお疲れまでした!

今回初めて個人主催のオンリーイベントに参加させていただいたのですが、めっちゃくちゃ楽しかったです!主催さんもサークル参加者さんも一般参加者さんもとにかくド!が大好きな人たちが集まっていた!って体感できて、かつイベント会場がプレフラの撮影場所!とか突然会場内が暗くなり回りだすミラーボール!とかドリカペンライト持参可!とかBGMに合わせてコールしだすオタクたち!とか並べてみたら割と様子がおかしくてまさしくド!だなあと安心しました(?)

そして自分が出した本もご購入いただけて本当に嬉しかったです!新刊の『劇場版封印された闇のドリカ(仮)』と『ア・シンメトリー』も手に取ってもらえて安心しました…書きながら「これ誰にも読んでもらえんやん…」と定期的に鬱になっていたので本当に嬉しかったです…!

さて、今回は出した本のあとがき的なものということで5次ドリで出した慎純ファンタジーパロ話『スノーダスト・ラヴァーズ』のあとがきとか小ネタみたいな話をしようかと思います。ほんのり本のネタバレ込みになるかも。

以下追記から書いてます。

 

元々このお話はフォロワーさんがリアルドリカを二枚並べていろいろな慎純を考える、というものでアイスプリンスの及川とスパークリングアイズの佐々木を並べて王子様と身分違いの恋、というテーマで考えられていたのを見て「それだー!!!!!」と興奮して書いたのがきっかけでした。

表紙とか装丁の話をすると、本当はミランダ紙を使いたかったのですが締め切りが間に合わず(…)シャイナー雪を使用しましたが、結果的には淡いキラキラ感が表紙の雰囲気と合っててよかったなあって思いました。フォントはほのかアンティーク角とリングスオブサターンです。リングスオブサターン可愛いよね……、中表紙の文字の雰囲気オシャレになってて好きです。表紙の素材はSTARWALKER STUDIOさんの『氷と雪の素材集』より使わせていただきました。この素材集、CC福岡で買ったんですけど、その時に売り子さんがド!知ってる方でハチャメチャに話が盛り上がったっていう思い出があります。

世界観に関しては一次創作すぎる世界観やんけ!と思われそうですが、実は私の創作ではああいう自然の力由来の魔法を使う話はないんですよね…とは言え火・水・土・風・闇・光っていう属性は桃月創作の王道パターンではあるのですが…(笑)ただめっちゃ魔法っぽい魔法って書くのは楽しかったです。特に最初の方でジュンヤがシン王子に挑んで返り討ちにされるシーンとかめっちゃ楽しかったです。地味にジュンヤの手に氷の枷がつくところとか描写にこだわった気がする…(笑)

キャラクターに関してはあんまり原作キャラの意識をしていなかった気がします。特にいっちゃん。あれは完全に盗賊絶対に殺すマンと化してましたし…でも一番書きやすかったのはいっちゃんでしたね。あとチヅは原作通りのキャラにはなっていましたが、最後の方はチヅらしさを失ってしまったから書くのに苦労しました…ちなみにあのチヅは氷の国の番人的な立ち位置でシン王子が秘宝に近づく=封印を解くことを防ぐための役割だったんですね。実は人間じゃないかもしれない…とか思いながら書いていましたが真相は不明です。私も知りません。

ちなみにいっちゃんに関しては実は風の国の人間だったという裏設定があります。風の国の争いで家族を失い、サンダーボルトに入ってめきめき成長した、みたいな感じ。争いに近い場所で生きていたからこそ残酷な盗賊をやってたんだろうなあ…その分シン王子が手を差し出してくれて生きる場所を与えてくれたことは救いだったんだと思います。

好きなシーンの話をすると牢屋にぶち込まれたジュンヤに会うチヅルが「やっぽーい、じゅんくん! 今日も筋肉ムキムキさせてるー?」って言うあたりです。これめちゃくちゃチヅっぽくない?!(自画自賛奴)このあたりのチヅとジュンヤのやりとりは書いてて楽しそうだなあって読んでて思います。やっぱりこういう他愛のない会話させるシーン書くの好きなんだよね……。

それとユウトとジュンヤのやり取りも好き。探り合い、みたいな感じだけどユウトが本能的に察知しているのを警戒するジュンヤがよい。あとプリンスしていたケイゴが「オレたちを伏せられると思うな」って言ってからの電流が走るシーン、すごく好き。目の端から電流を走らせているっていうのなんか伝わる?!あのよくアニメとかであるじゃん…そういうのケイゴ似合いそうじゃん……

あとは最終決戦というか、氷の塔?に登る描写は頑張って書いてた気がします。なんかそういうシーンが目に見えてたらいいな…あるじゃん、氷がざくざく刺さった塔みたいなのにぴょんぴょん飛び乗るヤツ…(語彙が弱い)それとね~心理フェイズ書くの大好きマンだから~シン王子の心理フェイズは書くのハチャメチャに楽しかったよね…シン王子が「もう、ジュンヤに会えないのか」って言った後からいろいろ思い出すシーンとかね、めっちゃ好きですよ……

衣装の話ですがシン王子の基本衣装はもちろんアイスプリンスですが実はアイスプリンスって佐々木も着てたからジュンヤにも着てもらったんですよね。あと風の国の王子衣装はスーパーノヴァです。腕章って言葉が出てこなくて必死にググったのを覚えてます…『風紀委員 腕につけるやつ』で検索したのアホすぎる。あとスパークリングアイズも及川が着てたので最後はシン王子にも着ていただきました。というかスパークリングアイズのドリカめっちゃ好きなんですよね…佐々木のスパークリングアイズめちゃくちゃかっこよすぎじゃない?わかる…あとあの黒石も雄みがあって大好きです……。

本のあとがきでも書いたのですが、最後は「もうCCさくらの封印されたカードみたいに抱きしめ合うオチにしたい」という感じでそのシーンのために書き進めていましたね。というかギリギリまでオチが決まらなかったのですがお正月?にやってた封印されたカードをみて「これだー!!!!!」と興奮して書き進めていました。っていうか秋口ぐらいから書いてた気がするのに書き終わったのが春ってマジ地獄じゃね?って話なんですがね……それを反省してプロットを作ろうと思って書いた闇のドリカがもっと地獄を見たのはここだけではない話です(…)

っていうかこの話も封印とかナントカ言ってるのに次に出した本も封印された闇のドリカっていうのもコイツ思考がワンパターンなのかって感じですよね。しかも闇のドリカこそCCさくらの封印されたカードみたいな話だし(…)

それではまたあとがき的なもの書いていこうと思います!

ここまで読んでくださりありがとうございました~!