桃月のオタク覚え書き

桃月(ユイ)のオタクカツドウ!を振り返ったり思い出したりするアレ

出した本のあとがき的なもの:シューティングスターメモリーズ

先日は5次元ドリーム!2お疲れ様でした!

普通に新刊間に合わなくて落としてしまいましたね…大反省…計画性がなかったなと割と頭を抱えつつ、今回出せなかった『夢のカナデ』(仮)はどこかでちゃんと形にしたいと思っています…。

そして頒布した『風船配りと蜘蛛ひとり』を手にしてくださった方や既刊を手に取ってくださった方、スペースに遊びに来てくださった方もありがとうございました!MCUのお話も出来て楽しかったです……(笑)

そんなわけで久しぶりに既刊のあとがき的なもののお話を。今回は夏休みシーズンなので夏休みにちなんだお話『シューティングスターメモリーズ』のお話をば。まだBOOTHに在庫もありますのでもしよかったら覗いてみてください~!

それでは以下あとがきをば。

 

 

テーマは片桐いつきくんのひと夏の思い出ともしもチヅが宇宙人だったらっていうところでした。アプリの初期のころのチヅってすこし得体のしれない感じがあって、ビーチバレー回でタイミング良く風を起こしたりしたのもあって、もしかして宇宙人じゃない?!って思ったのですが、アニメでしっかり人間してる(?)チヅがみれたので安心半分残念半分って感じだったのはここだけの話です(笑)

表紙はいつもお世話になっているSTARWALKER STUDIOさんの星の素材集から使わせていただきました。タイトルフォントはプラネタリウム。一度プラネタリウム使ったタイトルやりたかったんだよな~!という欲望ガン詰めで作ってました。そして表紙にはホロ加工!こちらもいつかやりたいと思っていた、というかいっちゃんとチヅの話で絶対使いたい!って思っていたので原稿間に合ってよかった!(笑)このホロ加工、ちゃんと星の形してるんですよ~!イベント会場で本を確認した時、表紙をいろんな角度できらきらさせて「かわいい~」ってずっと言ってました…ホロ加工大好きなんや…

内容としては個人的にいつか書きたいなって思っていたジュブナイルというか夏休みの不思議な出会いなお話です。これは二次創作よりも一次創作で書きたかったところはあったのですが自分が考えてもどうもしっくりこなくて、そんな時にチヅがもしも宇宙人だったら~って考えてたら「昔やろうとしてたヤツがあるやん!!」って上手いことピースがはまって書けた感じがあります。ノリとしてはE.T.とか映画ジュブナイルとかその辺じゃないかな……

この話は短いなりにはわりと上手くまとめたほうの話だと思っているのですが、結構好きな要素は詰め込めた気がします。あと小学二年生の片桐いつきくんは頑張って書きました。専門分野が小学五年生なので(?)小学二年生の男の子を書くのはなかなか難しかったのですが、小さい子にとっての保養所=何もすることがない場所、って感じを書くのは楽しかったです。ああいう親戚の集まりってあんまり楽しくなかったよね。自分は年が変わらないいとこがいたからよかったんですが、いとこがいないときは退屈で仕方なかったのをすごくよく覚えてて、きっと小学二年生のいつきくんもそんな風に思ってたんだろうなあとか思い出しながら書いていました。あと小学二年生のいつきくんはきっとこの頃から勉強することが好きだっただろうから算数のドリルとか楽しくやっているタイプだと思っています。

そして宇宙人チヅ。いっちゃん呼びのくだりはちょっと強引だったかな、って思うのですがチヅにはどうしてもいっちゃん、って呼んでもらいたかったので呼ばせました!(笑)あと宇宙船とか何も思いつかなかったのでまんまる宇宙船に乗ってもらいました。まあその方が異質感あっていいよね!湖に浮かぶ銀色ぴかぴかまんまる宇宙船、絶対小さい頃見たとしても夢の産物だと思う自信がある…(笑)

お気に入りのシーンというと割と全部!って言えるぐらいこの話は悩まずにかけたのですが、一番っていうとやっぱり最後のチヅといっちゃんのお絵かきのシーンですね。なんとなく幻想的な雰囲気も伝わったら…いいなあ…。それこそ夢の中の出来事だったんじゃないか、って思わせるような感じで書けたつもりでいるので…(笑)

宇宙人チヅと千弦くんが同一人物かどうかに関しては皆さまのご想像にお任せします。まあどちらにせよチヅといっちゃんは最強で最高の強敵!なんですよ!!ハーッ!心がディンドンするー!!(突然の発作)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました~!

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