上半期は頑張っていろいろ映画見ていたんですが、下半期はあんまり映画館行けてなかったなーとか思いつつも、下半期はMCUを怒涛の勢いで履修して死んでいたのでプラマイゼロってことにします(?)
で、今回は映画館で観た映画の感想をば。ふんわりネタバレありです。
- JOKER
何がどうしんどいのかわからないけどしんどかった。
DCの知識がうすらぼんやりしかなくて、バットマンもちゃんと見たことないんですけど、ゴッサムシティがクソクソ犯罪都市すぎて逆に笑えました。っていうかあんまりにも劣悪すぎん?あそこで生きてる人間まともな神経で生きられないでしょ(暴言)
最近正直メンタルがあんまり健やかじゃない状態だったので見た後殺意の波動に目覚めたらどうしよう…って不安に思っていたのですが、案外他人事と思いながら見ることが出来てよかったです。というか自分の環境があそこまで劣悪じゃなくてよかったなっていう安心感がすごい…(笑)
映像というか演出がすごく綺麗で、あと音楽がめっちゃいいなって思いました。
というかアーサー君さあ……しんどいが擬人化した存在じゃん……なんていうか病気的な面もそうなんだけど肉体的な面もしんどくない?あんなにガリッガリに痩せててまともな生活できてないんだよなって…それでもお母さんを介護するのがある種最後のラインだったのに、結局そのラインも失われてしまって、一気に感情とかそういうものが加速しちゃったのかなあ…とかね。
ただ個人的にはアーサー君が司会者を撃ち殺したところはやったー!って元気な気持ちになりました。なんか、あの瞬間に本当にアーサー君がやりたかったことがやれたんじゃないかなって。多分あの場にいる全員を撃ち殺してもよかったはずなのに、それから逃げてしまってもいいはずなのに、アーサー君はあの司会者だけを撃ってそして抵抗することなく捕まったっていうのが良かったな…と。ただの無差別殺人犯じゃないっていうのが好きでした。
その後にたくさんのジョーカーたちに囲まれて、ジョーカーとして祭り上げられたのはなんかハッピーエンドとは思えなくて、しんどく見えましたね…最後の追いかけっこのシーンが明るくて余計にしんどい終わり方だったなあと思いました。
あと後のバットマンとの邂逅シーン、綺麗だけどしんどかった。でもあの時のアーサー君の優しい笑顔ね……首絞めてたけど……(笑)
- アップグレード
前から予告を見て気になるなあと思っていたのですが、ちょうどトーキョー行くタイミングで観に行けたやつです。
いや、めちゃくちゃよかった。世界観がめっちゃ好き。
近未来でAIが発達していて、妻を殺されて自分も襲われ全身が動かなくなった主人公の体内にAIチップを埋め込まれて再び身体が動くようになり…みたいな話。
そのチップの中にSTEM(ステム)っていうAIがいるんですけど、それがまあいいキャラでして…声が落ち着いている感じの低めの声で、なんか発言に説得力があるんですよね。で、そのSTEMが承認を受けて主人公グレイの身体を動かす時の動きがめっちゃ人間味なくてすごい好きなんですよ。そしてめちゃくちゃ強い。
それに対して敵のフィクスってやつも同じような身体に機械を組み込んでいて、個人的にはクシャミ殺法有効やなって思いました。ああやって人は殺せるんだな…感染症って怖いね、マスクちゃんとしようねって思いました(何の話?)
あとはSTEMを作った企業の社長のエロンちゃんがめちゃくちゃ美しいんですよね……マジで超天使だから見てほしい……
オチに関してはマジかー…うわあマジかぁー……って気持ちになりました。そう終わるのか、そうかー…っていう感じ。映画終わった後の他の人達も「はー…」ってなっていて、同じ気持ちでよかった…ってなりました(笑)
ぶっちゃけソウの脚本の方とかって聞いてたからメチャグロかったらどうしようって心配してたけど許容範囲内のグロでよかったです。まあR指定ではなかったしね…(笑)